ベンツ1台分の負債から始まった
マスオこと、私はそれなりに勉学に勤しみ、そこそこ大手の会社に就職することができました。
現属性はサラリーマンです。
就職するまでは、お金に対して余裕は無く、奨学金とアルバイトで凌いできたといえます。
思い返せば、中学校からお小遣いの入出金を数える性根が出てきまして、
遊んで帰宅した後の勘定を欠かさず、一円単位で数字が合うことに喜びを感じていました。
いわゆる、現金出納帳(単式簿記)的なお金の管理をしていたということになります。
学費については、家庭の事情もあり、高校以降で奨学金が必要でした。
ただ、これらについては無利子で借りられていました。
しかし、大学院に進学する際、「一人暮らしがしたい」という若気の至りから、
2年間で300万円超の有利子の奨学金(有利子負債)を申請してしまうのでした。
それが良かったか悪かったかは正直なところ分かりません。
今の自分を形づくる経験には違いありませんが、負債は負債です。
今回は、そんな私の資産額を振り返りつつ、
海外赴任とマスオ生活によって、貯蓄額がどのように変化していったか、を記録していきます。
資産カウント | 資産額(筆者単独分) | 出来事 etc. |
就職時 | -600万円 | 実家暮らし・返済期 |
単身赴任終了時(1回目) | +1200万円 | 奨学金返済完了 |
マスオ1期 | +1400万円 | 日本で車購入。家購入検討期 |
単身赴任終了時(2回目) | +3900万円 | 赴任先で車購入・売却、株式運用開始 |
マスオ2期(2022/1月末時点) | +5000万円超 | 株式運用中 |
就職時 資産額 -600万円
就職はリーマンショック前に決まっており、いわゆる売り手市場でラッキーでしたね。
奨学金の返済が始まった年になります。当時の源泉徴収票では、274万円でした。(4〜12月の収入)
2009年 民間給与実態統計調査(国税庁)によると、2009年の給与所得者の平均給与は406万円
男女別ではそれぞれ男性500万円、女性263万円、とあります。
当時は昇給の経験もありませんでしたので、この給料で結婚できるのか、と思ったものです。
ただ、今改めて全国の統計数字を見ると、そこまで悲観する必要がなかったようにも思います。
奨学金の返済はうろ覚えですが、月に3万円ほど。16年ほど(40歳過ぎ?)で完済予定でした。
実家暮らしでお金が貯まるはずが、当時は週2-3で飲み歩いていたために、
2年目を迎える時に貯蓄額が20万円しかなかったことを覚えています。
同じ実家暮らしの入社同期の貯蓄額が100万円を超えていたことを耳にした時期もこの辺り。
自分の返済額の大きさと結婚を視野に入れた時の貯蓄に本腰を入れ始めることになります。
マスオとお金 2 に続く
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