孫あっての円満
子供が居なければマスオさん生活もなかったでしょう。
私の帰国する頃には妻も職場復帰しており、時短勤務でなるべく早く帰っていました。とはいっても、朝7時から夕方5時過ぎまでの子守をお願いすることになります。
幸い、第一子が両家の初孫だったので、それはそれは大切にしてくれました。「贔屓目に見てもウチの孫はかわいい」と喜んで日中の面倒を見てくれていました。
私の方は通勤時間が2時間近くかかっていましたので、同居とはいえ平日に両親と顔を合わせるのは朝家を出る前くらいでしたね。
がっつり同じ時間を過ごすのは週末くらいです。流石に最初の頃はダラダラすることは出来ていませんでしたが、そのうちに慣れ、子供のお昼寝などを使ってのんびりしていました。
また、週末には私の実家にも月に何度か帰っていました。いわば、親に見せてナンボ、という感じでした。
初孫の威力
返す返す本当にラッキーなことに、子育てについても日頃から協力的な両親です。
妻が小さいときも祖父母と同居で子供をみてもらっていたから、と言ってくれていますが、改めて有難いことです。
自分も、もし孫ができて同じ生活圏になれるならそうしてあげたいと思います。もちろん、子供が嫌でなければですが。
しかし、初孫の威力というものは凄いですね。若干、マスオ親と妻の親による「孫の奪い合い」がありました。
2人目は「孫の譲り合い」になってきていましたが(笑)
親が孫を見てくれるというのは、保育費がかからないというメリットもありました。共働き家庭の1歳児の保育料を市の基準表で確認すると、それこそちょっとした家賃料に相当するほどだったと思います。
つまり、私と妻は通勤時間こそかかるものの、同居親のおかげで育児や金銭面の負担を大きく分散させててもらっていました。
2度目の海外赴任
第二子にも恵まれ、最初の海外勤務から2年半ほど経ち、マスオ生活に慣れてきた頃に、2度目の海外赴任の話がありました。
再び英語を活かせる環境(米国)ということで、これも即決しましたね。ただし、再び単身赴任という形を取りました。
これは妻を帯同するとなった場合に、妻が仕事を辞めざるを得なくなったためです。この辺は日本企業にはフレキシビリティーが無いなぁと感じたものです。
仕事としては誰もやったことのない漠然とした任務。当時は文句も言いつつやっていた訳ですが、色々と踠きながらも良い経験になったと今では思います。そのような経験を積ませてもらったという点では会社に感謝をしています。
ダブルインカム、かつ私の海外給与により貯金のペースも爆増していくことになります。
現地で乗ってみたかった車を購入したものの、2度目の赴任後の1年後には、夫婦合わせての資産規模はいわゆるアッパーマス層というカテゴリーに入ることになります。
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