海外生活で必須な英語

MyRm San Jose, CA 海外生活

兎にも角にも英語

私は2度の海外赴任を経験してきました。その中でどう感じ、行動してきたかについて書いていきます。

2回とも英語圏でしたので、とにかく英語が必要です。海外でやっていくには課題となるサラリーマンさんは多いのではないでしょうか。英語は生活に必要なくらいはできるようになりたい、と。

でも、生活に必要な英語は日本で学べるのか。私としては微妙です。よほどネイティブの先生の付きっきりの指導や、国内でも英語圏のコミュニティーに属することがない限り、日本語を使う必要性が英語のそれを上回ってしまうためです。

後出しジャンケンのような書き方ですが、これも正直、現地に行くまでは分かりませんでした。振り返って感じたことです。私は日本に居た頃に日本の英語教育で良い点を取ってきていただけだったと今思うだけです。

イギリス

最初の赴任地はイギリスのスコットランドでした。

英語圏ですが、イギリス英語は地域によって訛りがかなり異なります。そのため、ロンドン以外で耳にする英語は英語とは認識づらいことが多々ありました。

スコットランド訛りというのはそれこそアメリカ人のネイティブでも「?」となることが多々あるようなクセのある発音で有名です。それこそ、同じ英国内イングランドのロンドンからの旅行者も理解に苦しむほどなので仕方ないレベルですね。

最初の赴任前に、TOEFLという「読・書・聴・話」の4セクションあるテストを受けていました。仕事で赴任といっても学生ビザが必要で、同種の試験で一定の点数を取ることが赴任先となるInstituteの入学条件の一部になっていたためです。

私は帰国子女ではありませんが、日本では英語を得意としてやってきましたので、英語の試験や勉強については苦になりませんでした。3度目の挑戦で目標点に到達することになり自信を持って出国したものです。

ところが、現地に着いて最初にタクシーに乗った時、運転手さんの言っていることが1割も分からない。こちらの英語は通じたので良かったですが、生活の立ち上げで絶対に必要な電力会社や携帯の契約などには本当に苦労しました。

それでも不思議なことに、1年半後に帰国する頃には7割近くは理解できているようになっていたので慣れって凄いなぁということです。

私の周りには中東地域からの留学生も数多くおり、彼らの訛りも色んな英語の音に慣れるという点で良かったのだろうと思います。色んな車を運転すると車の運転が上手くなるような感覚でしょうか。

出張でロンドンに出向いた際は、「あぁ!これ!これ!これが英語!」と心の中で喜んでいました。

アメリカ

2度目の赴任先はアメリカでした。イギリス赴任中もアメリカには出張で何度か行ったことがあり、いわゆるハリウッド英語を通じて耳にしたことのある英語に嬉々としていました。

こちらももちろん、地域によって訛り(アクセント)が異なります。

カリフォルニアとニューヨークの支社で働きましたが、これはアクセントというよりもニューヨークの方が若干キツく感じたように思います。(個人差の方が大きい)

南部の訛りも独特ですが、人懐っこいというか。訛りは別として、ホテルのチェックインの際に、客人に「Sweetheart」と呼び掛けるフロントスタッフの愛嬌にはまた来たいと思わせるものがありましたね。

いずれにせよ、色んな英語に触れるということが上達の第一歩でしょう。

英語は口に出してナンボ、それを楽しめるか

聞くだけではなく、話す量も同じくらい重要です。とにかく話さないことには定着しないと思います。

例えば、一般のTOEICは「聴・読」飲みですね。これで満点を取ったとしても、「書・話」の能力は別です。それ用の試験もTOEICにありますが、試験よりも実践ができる場に身を置くことが一番だと思いました。

自分の子供はどのような方向性で行きたいのか全く分かりませんが、「親として英語くらいはやっておいてほしい」というのは全くありませんね。

私の場合は、英語が好きで努力ができた、その環境を楽しんで結果的に話せるようになった、だけです。

皆さんにとって、英語とはどういう存在でしょうか?

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