どれくらい支出しているのか、は結婚後から記録はしていました。
在米中にYouTubeで筋肉ライオン(リベ大)動画を見るようになり、保険がメインの見直しになりました。必要な保険は何か、を貯蓄額を見ながら考えていきました。
その結果、貯蓄でカバーできるやん、と思えたことが大きいです。
幼児教育の無償化対応の効果が大きいのは間違いないのですが、主体的に保険に対する考えを改めることができたことが何よりの収穫です。
詳細を記していきます。
月間支出
夫婦合算 | 2020以前 | 2020 | 2021 |
食費・光熱費 | 70000 | 80000 | 80000 |
教育費 | 72500 | 25000 | 36000 |
車維持費 | 9184 | 9184 | 8500 |
保険料 | 51930 | 9758 | 9758 |
通信料 | 7425 | 7627 | 7974 |
娯楽 | 3864 | 3480 | 3184 |
親への仕送り | 40000 | 40000 | 40000 |
クレジットカード維持費 | 917 | 917 | 917 |
合計 | 255819 | 175965 | 186333 |
前年比 | -79854 | 10368 |
教育費
幼児教育無償化で約-5万円。その後、上昇したのは習い事が増えたためです。
保険
見直し前は、夫婦で保険に月5万円も払っていました。
何かあったら大変だ、と定期保険に加えて収入保障保険(これが夫婦合わせて2.5万円)にも手を出していました。
岩瀬大輔氏の「生命保険のカラクリ」や「がん保険のカラクリ」を読んで保険に対する知識をつけているつもりでしたが、気づけば保険屋さんの餌食になっていました。実践できていなかったのが悔やまれます。
保険だけで支出の20%にあたります。見直しにあたり、まずはここをバッサリしました。
- 生命保険
妻と私の定期保険・収入保障保険をバッサリ解約。今ではシンプルな定期保険だけです。
- 医療保険
母親が50歳前半でがんを患った経験から、私が学生時代から母が入ってくれていたものです。
社会人になった際に契約名義を私に移行しました。
見直し時に保険屋さんにより良い条件を提案してもらおうとしましたが、早くに入っていたものには勝てない、とのこと。
それでも、貯蓄でカバーできると判断し、解約しました。数字と感情を切り分けました。
この保険の解約については、母にはいまだに黙っています。言わなくて良いことだからです。ただ、お金のない中、自分に投資してくれたという事実に感謝しています。
- 車関連の保険
車両保険を外して、半減させました。ちょこちょこ当てては自費修理、を繰り返していました。20万円弱は修理代にかかっていたと思います。それを考えれば、車両保険の必要性がないのは明白でした。
車維持費としては、対人対物無制限の保険に、ガソリン代(月5,000円ほど)と自動車税を含めています。車検費用は入れてません。
通信料
スマホ本体の価格を含めた金額になります。2年持つとして、
スマホ本体価格÷24 + 月々の通信費
で計算します。
見直し前から格安SIMにしていましたので、通信費自体はそう高くないです。米国赴任の時は、解約せず、OCNモバイルで月々1,700円で維持していました。
娯楽
Netflix、iCloud、DAZNなどです。海外赴任時はVPNとして1,100円を利用していました。
親への仕送り
月額4万円を渡しています。
クレジットカード維持費
JALにてステータス維持のためJALゴールドカードを保有しています。年会費11,000円
年額に直すと
年額で見ると月々の見直しの効果がより顕著に見えます。
夫婦合算 | 2020以前 | 2020 | 2021 |
食費・光熱費 | 840000 | 960000 | 960000 |
教育費 | 870000 | 300000 | 432000 |
車維持費 | 110204 | 110204 | 101996 |
保険料 | 623160 | 117096 | 117096 |
通信料 | 89100 | 91520 | 95692 |
娯楽 | 46368 | 41760 | 38208 |
親への仕送り | 480000 | 480000 | 480000 |
クレジットカード維持費 | 11000 | 11000 | 11000 |
合計 | 3069832 | 2111580 | 2235992 |
前年比 | -958252 | 124412 |
幼児教育無償化と保険見直しにより、年間約96万円の固定費が下がりました。
義理親と同居ですので、元から家賃はかかっていませんが、
96万円というのは、家に入れている食費・光熱費(4人分)に相当します。
まとめ
2020年以前は、海外赴任と共働きで世帯収入は平均して1000万円を超えていたと思いますが、改めて支払っていた固定費には驚きますね。
何かあったらどうしよう、というのは貯蓄をどれだけ持っていても考えることかもしれません。
子供が出来て、妻が育休中に自分が一馬力で支えきれるのか、など不安を数えれば幾らでも出てきます。
そんな貴方は、感情と数字を分けて、どこかで気持ちに線引きを。
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