爆益と損切りを同時に敢行
2022年3月10日、個別株として保有していたXOM(エクソンモービル)とT(AT&T)を売却しました。
下は、ETFと投資信託を除く、マスオの個別株のポートフォリオになります。日本株個別銘柄の一つは恥ずかしさのあまり、毎度の如く黒塗りしています。
なぜ売ったのか
いくつか理由があります。
XOMが上振れ許容範囲を超えたため
XOMは50%超の含み益が出ていました。かの著名な投資家ウォーレン・バフェット氏でも年率+20%超です。
「私みたいな投資初心者がバフェットに勝てるわけがない、まして個別株で」に尽きます。
30%はまだしも50%は出来過ぎ!ということですね。
XOMに関しては、2021年4月から8月にかけて買い進めていたもので、1年弱お世話になりました。
Tの含み損を消したい&スピンオフ対策
Tに関しては先立つ不安がありましたので、売却できるタイミングを探していました。
今年中のスピンオフ予定→一般口座で管理→確定申告が面倒
保有する期間、ずっと確定申告をしなければいけません。その手間は本当に面倒と考えました。
減配予想
詳細な予想などは専門家に任せますが、減配を喜ぶ人は少ないでしょう。
上記の不安とTがもたらす年10万円(減配となれば半分?)の配当金を天秤にかけた時、持ち続ける気がなくなってしまいました。
Tに関しては、2021年4月から11月にかけて買い進めていました。押し目買いのつもりでしたが、途中で個別株の投資限度(マスオ基準)に達しました。同通信セクターのVZ(ベライゾン)も同じ傾向ですが、株価はみるみる下がっていますね。
売却時の含み損益率・額は下の表の通りです。
含み損益率(%) | 含み損益額($) | |
XOM | 54% | $4,500 |
T | -20% | -$4,050 |
売却時に、手数料($20)と税金($2)が其々にかかってきます。加えて、譲渡益税が$300ちょっと(最初は円貨で、外貨に)
手元キャッシュの確保
まだVIX指数は30を超え、高いままですね。ロシアによるウクライナ侵攻は少なからず株価に影響はあり、今後もまだ何が起こるか分からないため、キャッシュポジションも高める必要があるなと考えていました。
今回の売却で、300万円ほどのキャッシュが手元に返ってきたことになります。
TとXOMを合わせて月1万円(年12万円)ほどの配当金パワーがありましたが、キャッシュを高める方を選択したということになります。
来たる仕込み時期に備えられるという安心を買う意味においても、売却をする決定を後押ししましたね。
XOMとTから受け取った配当金
そういえば、3月はXOMの配当月。税引き後で$95が配当金として入ってきました。
これに加え、これまでXOMとTから受け取った配当金のまとめを記録しておきます。
2021 | 2022 | SUM | Invested | recovery | |
XOM | $245 | $95 | $340 | $8,322 | 4.09% |
T | $449 | $262 | $711 | $20,393 | 3.49% |
両銘柄には約1年間、お世話になりました。ありがとう。
また買う可能性は
XOMはまた仕込み時期があれば、Tはスピンオフ後に買い向かうかもです。
その時までサヨウナラ、今までありがとう。
セクター比率はまたその時にバランス取れれば良いかと楽観視しています。
最後に、個別株の長期保有できている方は凄いですね。私はETF向きかもしれません。
コメント